○事業趣旨
日本消防協会及び日本防火協会は、総務省消防庁等の関係機関と協力し、平成19年7月に青少年消防組織のあり方に関する研究会を設置し、海外青少年消防調査、全国規模の実態調査等を行うなど、研究を進めてきました。
我が国の少年消防クラブは、火災予防並びに消防に関する事項を研究し、防火思想の普及徹底を図ることを目的として、昭和25年の国の通知に基づき組織され、小学校4年生から中学生までを対象として全国各地で組織されており、平成19年5月現在、全国に約5500のクラブ、約43万人のクラブ員がいます。
しかしながら、年間平均活動日数が8日間と活動自体が活発でないところが多く、活動自体も実践的でないなどの課題が指摘されており、その活性化が望まれています。
そこで、国内の先進的な少年消防クラブをヨーロッパ青少年消防オリンピックに派遣し、今後の青少年消防組織の活性化につなげようとするものです。
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●ヨーロッパ青少年消防オリンピック概要
主催:CTIF(ヨーロッパの消防連合組織)
開催期間: 2009年7月19日から26日
開催地 : チェコ・オストラバ |
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開催概要:青少年消防オリンピックは2年に1回開催。
23カ国の44の代表チーム、約600名が参加
1チーム10名、年齢12歳から16歳
競技 消防障害物競技
スポーツ競技 400メートル障害リレー
<競技について>
・競技規則及び告知(英文)
・競技規則及び告知(和訳)
・ 大会の様子
○事業概要
ヨーロッパ青少年オリンピックに参加希望の少年消防クラブを、下記のとおり、全国の少年消防クラブから公募し、派遣します。
1 派遣先
チェコ共和国オストラバ、プラハ
2 派遣期間
平成21年7月18日(土)から7月28日(火)(予定)
9泊11日(うち機内1泊)
3 募集チーム
少年消防クラブ 4チーム(合計24名)
1チームにつきクラブ員5名、指導者1名 計6名
4 参加費
一人当たり20,000円
(20,000円を超える航空運賃、航空使用料、海外手数料、旅行
保険、現地滞在費及び国内交通費等については、日本消防協会
が負担します。旅券取得料、個人的な飲食代、電話代、お小遣い
等、超過手荷物料金等の経費は自己負担となります。)
5 プログラム内容
- ヨーロッパ青少年消防オリンピック競技にオブザーバー参加します。
- ヨーロッパ青少年消防組織のメンバーとの交流を行います。
6 応募資格
以下の資格をすべて満たす少年消防クラブを対象とします。
(平成20年11月21日付け消防庁防災課長通知に基づく高校生を
クラブ員とする新たな青少年消防クラブ等を含むものとします。
以下同じ)
- 少年消防クラブに在籍する中学生及び高校1年生を対象とする。但し、高校1年生のOBクラブ員も可能とします。(平成21年4月時点)
- 複数の少年消防クラブによる合同チームの編成も可能とします。
- 指導者については、現に少年消防クラブの指導に当たっており、クラブの規律ある行動を統率できる者であること。
- 少年消防クラブについては、現に実践的な活動を行っており、今後、更にその取組を強化する意欲があること。
7 応募方法
応募を希望されるクラブについては、次の書類を揃えて、
各都道府県消防協会宛てに提出(郵送)してください。
- 参加申込書 (都道府県消防協会の連絡先も収録しています)
- 少年消防クラブ活動実績、活動方針等の資料(様式任意)
8 応募締切
平成21年4月30日(木)
9 選考方法
今後設置する選考委員会にて選考を行い、参加クラブを決定します。
選考結果は少年消防クラブ宛てに、5月中旬までには通知する予定です。
10 選考後の日程
参加クラブには、以下の事業事前説明会・事後報告会に参加していただきます。
(詳細は別途お知らせします)
事前説明会 平成21年6月13日(土)午後から14日(日)昼まで
事後報告会 平成21年10月中旬
(いずれも東京にて行います。旅費、宿泊費等は事務局で負担します)
11 派遣事業日程
12 その他
・競技参加に際して使用する活動服等は、事務局で支給します。
・現地では、参加各国の文化・歴史等を発表する催しが予定されています。
・日本消防協会が主催する消防団幹部等海外調査も同時期に実施し、一部大会開催状況を視察する予定です。
参考
CTIFの大会関連サイト(英語)
問合せ先 日本消防協会 国際部(松元 三宅 福地)
電話 03-3503-3053
FAX 03-3503-1480 |