2012年1月アーカイブ

   
 
●北多摩西部消防少年団(東京都)
 
1 「夏季野外活動訓練と自転車安全運転講習会を実施しました」

 北多摩西部消防少年団では、7月18日、19日の1泊2日で埼玉県飯能市の名栗川において、夏季野外活動訓練を実施しました。今回は、自然の中で起こり得る事故の対応と実際に炎を消火してみようと計画されました。
  応急救護訓練は、川で遊んでいた子供が溺れたとういう想定で、救助後に訓練を重ねてきた心肺蘇生法、AEDの操作を実施。また、初期消火訓練では、キャンプファイアーの大きな炎を模擬消火器で消火するという実戦的な訓練となりました。山の中で事故や火災が発生すると救急車、消防車の到着に時間がかかることを知った団員たちは普段、消防署で実施している訓練以上に真剣な眼差しで取り組んでいました。



【応急救護訓練】 【初期消火訓練】
 
2 「市総合防災訓練に制服デビュー」

 北多摩西部消防少年団(山口重行団長、参加団員20名)は防災週間前の8月29日(日)の午前中、武蔵村山市立第九小学校(東京都武蔵村山市)で実施された市主催の総合防災訓練に参加しました。
 訓練は9時に、多摩直下を震源とするマグニチュード7.3の大規模地震が発生したという想定で付近住民が訓練会場へ避難し、それら住民と一緒に各種訓練を実施しました。団員たちは、日頃の訓練成果を発揮し、初期消火法、応急救護法を披露しました。最後の総合訓練では住民と一体となり、模擬ハウスの実火災をバケツリレーにより完全消火しました。
 猛暑の中の訓練でしたが、新しい制服を着用した団員のキビキビとした活動は注目を集めていました。




   
 
●府中消防少年団(東京都)
 
「頑張って助けたい!~父母と一緒に救命講習~」

 八時半集合にもかかわらず、まだ残暑厳しい9月5日の日曜日、府中消防署新庁舎4階の講習室に団員27名・準指導員(高校生)6名・父兄4名・担当の署員1名・私を含む指導者2名の総勢40名が集合し、活動が始まりました。
 規律訓練の後、私、副団長が朝の挨拶をし、5年生以上の28名は板張りの体育訓練室へと移動しました。ここからは、私が副団長ではなく応急手当普及員として指導に当たりました。私の他にも私同様府中署に災害時支援ボランティアとして登録している普及員の方たちが4名と救急隊の方が2名応援して下さいました。3・4年生の8名の団員は、ボランティア1名・担当署員・指導者1名から、三角巾を使用しての包帯法を教わりました。普通救命講習では団員たちはとても熱心に講義を聞いてくれ、実技も真剣に行っていました。
 私たちのクラブでは4月の入卒団進級式の日に、お招きしたお客様方にこの救命処置や包帯法・結索などの演技披露をしています。それが励みになるのでしょう。ですからこの講習も皆頑張ってくれました。また中学生は3年生になると学校で「命の尊さ講座」として普通講習を受けます。その時私がボランティアとして講習のお手伝い行くので、団員達には、他の生徒の手本になる様にといつも話しています。この講習で習った救命処置は大切な家族や友達など周りの人を助けることが出来るということ、それには自分が元気でいること、つまり命の大切さということを理解してもらえるよう心がけています。



 お昼前には講習も終わり、この日の活動は終了です。でも十月には東京消防少年団連盟第八支部内十五の少年団の交流会が予定されており、その時に府中の団員が、D級ポンプ操法の展示を行う予定になっているので、代表団員の十名ほどはお弁当持参で、午後も訓練に励みました。
 午前中は室内でしたが、午後の猛暑の時間帯に、署の中庭での訓練は大変そうでした。それでも消防署員の方々に教えて頂きながら、皆張り切っていました。




   
 
●小屋瀬少年消防クラブ(岩手県)
 
「総合防災訓練に参加しました」

 小屋瀬少年消防クラブは、今年の4月に晴れてモデル少年消防クラブとして決定を受けました。7月には新調された活動服が配布されたことに伴い、質素ではありますが活動服の交付式を行いました。日頃から協力をいただいている地元小屋瀬小学校の先生方と親御さんが参集し、消防署員の方から活動服の交付を受けました。活動服を渡された子供達は、口元をキュッと閉じ、これから始まろうとしているモデル少年消防クラブの新たな活動に期待と不安が入り交じった、何かそんな表情を見せたかと思いきや、さっそく試着し満面の笑みを浮かべる子供もいたりと、安心させられる一面もありました。先日、その活動服を始めて身にまとい、葛巻町総合防災訓練に参加いたしました。開会式と閉会式には活動服姿で初めての敬礼を体験し、消防団の規律厳正な雰囲気を肌で感じ、良い経験を蓄えたものと感じています。炎天下でしたが、最後まで防災訓練を体験した子供達は、青空や新しい制服と同じくキラキラと、とても輝いて見えました。これからも頑張ろう!小屋瀬少年消防クラブ!

 






   
 
●富丘少年消防クラブ(北海道)
 
1 「一泊研修会・消防学校オープンキャンパスについて」

 富丘少年消防クラブでは、毎年恒例の一泊研修を準指導者(中学生)が中心となり、7月24・25日に、ロープ結索や包帯法・心肺蘇生法の集中特訓を実施しました。ロープ結索や包帯法では、どの部分から結び始めたらよいのか?包帯の端末処理の方法、結び目など入念にチェックを行いながら訓練を行ないました。また、心肺蘇生法では、乳児から大人まで3種類のダミーを準備し、手当ての方法の違いを確認しながら、真剣に取り組んでいました。お楽しみ会では肝試しを行い、泣いてしまうクラブ員も出てしまう程、オバケ役の準指導者の迫真の演技を、クラブ員一様に楽しんでいました。
 8月7日は、札幌市消防学校オープンキャンパスがあり、その中での放水体験では、消防隊員が実際に使用する3分の1の圧力で放水し、筒先を持ったクラブ員は、的に当てる事の難しさを体験していました。また、消防学校内の科学研究所では実際に爆発実験を見せてもらい、可燃物の燃焼の速さや気体化した液体の爆発の恐ろしさ等、貴重な体験をさせてもらいました。色々な体験・見学をしてきた中でも、特にクラブ員は消防ヘリコプターが上空を旋回しながら近づいてくるところを見学し、その迫力に目を輝かせて見ていました。
 8月21日は同区内の新規少年消防クラブ結成に伴い先輩クラブ員として訓練披露をしました。各クラブ員は緊張をしながらも、良い手本を披露しました。

 
2 「規律訓練、普通救命講習Ⅰ研修の実施について」

この研修は、将来地域の防災を担う人材育成の一環で、モデル少年消防クラブの富丘少年消防クラブ員が、平成22年8月20日(金)規律基礎訓練と普通救命講習Ⅰ(3時間)の研修を実施し、終了証が交付された。規律基礎訓練では、基本姿勢や、つま先の角度、指先まで厳しくチェックされ、改めて基礎訓練の大切さを学んでいた。また、普通救命講習Ⅰの修了証交付は、札幌市少年消防クラブの中学生を対象とした取り組みとしては市内で初めてで、救命に対する意識の啓発や、救命率の向上につなげようとして実施された。参加したクラブ員は、講師の指導に真剣に耳を傾け、「大丈夫ですか」「分かりますか」などと真剣な表情で、臨んでいた。講習会に参加したクラブ員は一応に「今回の研修を学んだことを活かし、他のクラブ員や同級生に教えたい」と話していた。




機関紙「日本消防」 (お問い合わせ先:総務部 03-3503-1484)


     
     
     

 

 

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第38回消防団幹部特別研修結果について

 1月17日(火)から20日(金)までの4日間、日本消防会館において、第38回消防団幹部特別研修を開催しました。
 この研修は、消防団の災害対応能力の向上と活性化を図るため、消防団の上級幹部に対し、消防行政全般にわたる高度な研修を行い、幹部として必要な知識を習得させ、地域消防団の指導者を養成するもので、研修対象者は各都道府県の消防団長及び副団長の中から選考された47名です。
 今回は、東日本大震災の発生を踏まえ、被災地の消防団長の活動事例紹介、災害情報と対策、防災対策、惨事ストレス対策などの講義を取り入れ、課題研究や視察研修を含めた内容で実施しました。 4日間の研修内容は次のとおりです。  ⇒日程表はこちら


研修風景(講義中)

 

研修風景(課題検討討議中)
 
-- 第31回 平成23年10月29日(土)又は30日(日)--
舞の海さんが浦安市消防団(千葉県)と対話

出演:消防応援団

 舞の海さん


 

 


千葉県 浦安市消防団 班長
澤田 佳乃子さん

 いつも、テレビで見ている舞の海さんと直接お話ができて、大変嬉しかったです。これからも地域の安全と安心を守るために頑張ります。

次回放送予定  : 第32回 平成23年11月5日(土)又は6日(日)放送
ゲスト       : 宇梶剛士さん
消防団員     : 宮崎県 三股町消防団 副団長 吉行 敬一郎さん
 

防火ポスター・防火防災に関する作文コンクール最優秀賞表彰式を開催

 生活協同組合全日本消防人共済会では平成23年12月26日に日本消防会館において、防火ポスター及び防火防災に関する作文コンクールの最優秀賞表彰式を行いました。
 表彰式には、両コンクールの審査にご協力いただきました方々、最優秀賞受賞者とご家族及び所属する学校の先生にご出席いただきました。
 受賞者には、表彰状と記念品を贈呈すると伴に所属する学校には、記念品を贈呈しました。

 
「防火ポスターの部・最優秀賞」
京都府宇治田原町立宇治田原小学校 
4年 垣口 侑飛さん

「防火防災に関する作文の部・最優秀賞」
   宮城県女川町立女川第一中学校
1年 神田 七海さん

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