2013年3月アーカイブ
1 シンポジウムの趣旨
東日本大震災を経験し、緊急消防援助隊による全国的な応援体制とともに地域の総合的な防災力の強化の必要性、特にその中核となる消防団の重要性が改めて認識された。一方で、消防団員の全国的な減少傾向が続く等、消防団員の確保が大きな課題になっている。このため、国をはじめ関係者が努力を重ねているところであるが、当協会では、消防団120年・自治体消防65周年の記念すべき年を迎える時期でもあることから、消防団員確保対策について、改めて幅広く論議を行い、今後の対策の強化に資する趣旨のもと、これをテーマとするシンポジウムを開催する。
2 シンポジウムの概要
(1)開催日時 (2)開催場所 (3)主催等 |
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(4)構成 | |||
13:00~13:20 | 主催者挨拶 消防団員確保対策の現状(日本消防協会報告) |
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13:20~14:10 | 消防団員確保対策の事例の報告 ・鹿角市消防団 ・長岡市消防団 ・長泉町消防団 ・松山市消防団 ・薩摩川内市消防団 |
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14:20~16:00 | 消防団員確保対策に関するパネルディスカッション |
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・コーディネーター | 秋本敏文(日本消防協会会長) | ||
・パネリスト | 伊東 堅氏(株式会社 船清代表取締役) 岩倉 宏明氏(長野市消防局長) 大庭 誠司氏(総務省消防庁国民保護・防災部長) 岡崎 誠也氏(高知市長) 田所 照朗氏(松阪市消防団 前統括団長) 田村 圭子氏(新潟大学 教授) 室﨑 益輝氏(神戸大学名誉教授・兵庫県立大学特任教授) 山﨑 登氏(NHK解説主幹) (50音順) |
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なお、論議の対象となることが想定される事項は別紙のとおり | |||
3 会場参加者
全国の消防関係者のほか、一般の方々も対象とする。
4 参加申込方法
会場参加を希望する方は、5月15日(水)までに次の連絡先まで、メール等により、お名前、住所及びご職業をご連絡いただき、申し込んでいただきますようお願いします。
なお、会場の都合上、ご希望に添えないこともありますのでご了承いただきますようお願いします。
【連絡先】
株式会社 ぎょうせい (担当)仲摩
E-mail: nissho@gyosei.co.jp
株式会社ぎょうせい
クリエイティブ事業課内
日本消防協会シンポジウム
担当
仲摩典孝
〒136-8575
東京都江東区新木場1-18-11
TEL:03-6892-6636
FAX:03-6892-6931
※いただいた個人情報は、財団法人日本消防協会及び株式会社ぎょうせいの個人情報取扱い方針に則って適切にお取扱いいたします。
また、今回のシンポジウムに関連する以外の目的には使用いたしません。
第28回中国消防事情調査について
中国消防事情調査につきましては、昭和60年に締結した「日中消防協会友好関係結成協定」を受けて、毎年調査団が訪中し、中国各地の消防機関を視察するとともに、熱烈な歓迎を受け、参加者には好評を博しております。 第28回中国消防事情調査においては、下記のとおり成都市、九寨溝県、青島市の視察を予定しており、多くの方々に参加していただけるよう、現在参加者を募集しております。 |
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⇒詳細はこちら ⇒参加申込書はこちら |
財団法人日本消防協会及び全日本消防人共済会の役員会議の開催
平成25年2月26日(火)、財団法人日本消防協会及び全日本消防人共済会の役員会議が日本消防会館において開催されました。 議事においては、平成25年度事業計画、平成25年度予算等についての各議案が承認されました。 代議員会では、岡崎消防庁長官のご挨拶がありました。 |
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財団法人日本消防協会役員会議(理事会、代議員会) 平成25年度事業計画、平成25年度予算及び平成25年度都道府県消防協会会費、その他各議案の説明が行われ、原案のとおり決定及び承認されました。 |
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○提出議案等 | ||||
第1号議案 平成25年度事業計画について 第2号議案 平成25年度予算について |
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・普通会計 ・特別会計 |
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福祉共済事業特別会計 婦人消防隊員等福祉共済事業特別会計 防火防災訓練災害補償等共済事業特別会計 消防団120年・自治体消防65周年記念事業特別会計 日本消防会館事業特別会計 出版物事業特別会計 消防互助年金事業特別会計 |
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・全国消防殉職者遺族会会計(代議員会のみ) | ||||
第3号議案 特別会計設置規程の一部改正について |
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4 協議事項 |
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(1)山梨県消防協会への貸付について |
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諸般の報告 | (1)第21回全国女性消防操法大会の開催及び 第24回全国消防操法大会の開催地について (2)第19回全国女性消防団員活性化ぎふ大会の開催及び 第20回全国女性消防団員活性化大会の開催地について (3)消防団員活動服検討委員会について (4)消防団員確保のための総合的対策について (5)平成25年度海外消防事情視察等について (6)消防育英会の状況と今後の対応について (7)消防互助年金の改正について (8)公益財団法人への移行認定について (9)特定保険業の認可について (10)消防団120年・自治体消防65周年記念事業について |
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・諸般の報告のうち、 | ||||
(1) | 第21回全国女性消防操法大会【平成25年10月17日(木)】の開催地は、神奈川県横浜市「横浜市消防訓練センター」とすること | |||
(3) | 第19回全国女性消防団員活性化ぎふ大会【平成25年10月30日(水)】の開催地は、岐阜県高山市「飛騨・世界生活文化センター」、第20回全国女性消防団員活性化大会の開催地は、千葉県とすること | |||
以上の概要報告がなされました。 |
理事会 会議風景 |
代議員会 会議風景 |
引き続いて、全日本消防人共済会の理事会、総代会が開催されました。 | |||
全日本消防人共済会(理事会、総代会) |
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平成25年度事業計画及び収支予算、役員の選任等の各議題の審議が行われ、原案のとおり決定及び承認されました。 | |||
○提出議案等 (理事会及び総代会) |
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第1号議案 平成25年度事業計画及び収支予算について 第2号議案 役員の選任について 第3号議案 コンプライアンス等委員会規程等の新設について 第4号議案 理事会規則等の一部改正について 第5号議案 退団又は退職した組合員の承認基準について 協議事項 1「定款」の一部改正について 2「役員の選任及び総代の選挙に関する規約」の一部改正について 報告事項 総代の補充について |
少年消防クラブ指導者研修会を開催
少年消防クラブ活性化推進会議(事務局:(財)日本消防協会及び(財)日本防火協会)では、2月10日(日)及び11日(月)の2日間、モデル少年消防クラブの指導者を対象に「少年消防クラブ指導者研修会」を東京都内で開催しました。
本研修会には、全国のモデル少年消防クラブ指導者約70名が参加し、モデル少年消防クラブ実態調査の結果や、少年消防クラブ交流会の開催結果報告に加え、太陽わらべ太鼓少年消防クラブ、青梅消防少年団、下田少年消防クラブ、高瀬少年消防クラブの4クラブから活動事例発表が行われました。また、これらの発表を踏まえ、少年消防クラブの直面する課題、現状と今後の取組などが班別に別れて意見交換されました。 これら研修会で得られた成果をそれぞれの地域に持ち帰っていただき、今後の少年消防クラブ運営や活動の一層の充実が図られることを期待しています。 |
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【概要】 1、2月10日(日) 活性化推進会議秋本委員長の主催者挨拶、消防庁山口防災課長及び文部科学省学校健康教育課河村課長補佐の挨拶後、事務局から昨年実施した「モデル少年消防クラブの実態調査」の結果と、岩手県で開催された「少年消防クラブ交流会」の概要及び結果を報告、「モデルクラブ活動の総括と今後のあり方について」と題して4クラブからの活動事例発表が行われました。 |
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秋本活性化推進会議委員長 |
消防庁山口防災課長 |
文部科学省河村課長補佐 |
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○活動事例発表 (1)太陽わらべ太鼓少年消防クラブ(北海道北見市)発表者:山内克也 氏 (2)青梅消防少年団(東京都青梅市)発表者:星野誠二 氏 (3)下田少年消防クラブ(高知県四万十市)発表者:浅尾 拓 氏 (4)高瀬少年消防クラブ(大分県日田市)発表者:森澤 駿 氏 |
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山内克也 氏 |
星野誠二 氏 |
浅尾 拓 氏 |
森澤 駿 氏 |
2、2月11日(月) |
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松田 誠 氏 |
江口正弘 氏 |
藤川一俊 氏 |
池本 章 氏 |
なお、活動事例発表、意見発表の詳しい内容につきましては、少年消防クラブニュース冬季号(第12号)に掲載予定です。 |