2018年1月アーカイブ
第44回消防団幹部特別研修を開催
平成30年1月9日(火)から12日(金)までの4日間、日本消防会館において、各都道府県代表の消防団長及び副団長の中から推薦された47名が出席し、「第44回消防団幹部特別研修」を開催しました。
開講式では、当協会の秋本会長と消防庁の稲山長官からご挨拶をいただき、研修生総代の岩手県宮古市消防団 山下団長の宣誓により、厳粛な雰囲気の中、研修が始まりました。
研修では、秋本会長の「講話」、そして消防庁の講師による「消防行政」、「防災対策」を通して最新の消防行政の動向、施策について学びました。また、消防機関の幹部としての知識を深めるため、東京消防庁から講師をお招きし、「消防団実務」、「火災防ぎょ」を学び、その他「惨事ストレス対策」、「消防団活動事例」や地震観測から予知と災害軽減のための「地震災害」、災害活動の向上を目的とした図上訓練の実施方法等を紹介した「危機管理」など、様々な内容の講義があり、受講した各研修生にとりましては、非常に収穫の大きな内容でした。
さらに、視察では「東京消防庁第二消防方面本部消防救助機動部隊(通称:ハイパーレスキュー)」において、視察研修を実施し、東京消防庁でも精鋭の救助隊員から大規模災害等で使用する特殊車両や救助活動用資機材等を実物に触れながら説明を受けることができ、今後、必要となる消防団による救助活動の知見を広げることができました。
研修の最終日には、研修期間中を通して6班に分かれて活発に討議してきた課題について班ごとに発表を行い、全体で問題意識の共有を図り、その問題への対応策や各地での最新の取り組みについて意見交換を行いました。
短い期間ではありましたが、地域を越え交流が図られた非常に有意義な研修となりました。
開講式では、当協会の秋本会長と消防庁の稲山長官からご挨拶をいただき、研修生総代の岩手県宮古市消防団 山下団長の宣誓により、厳粛な雰囲気の中、研修が始まりました。
研修では、秋本会長の「講話」、そして消防庁の講師による「消防行政」、「防災対策」を通して最新の消防行政の動向、施策について学びました。また、消防機関の幹部としての知識を深めるため、東京消防庁から講師をお招きし、「消防団実務」、「火災防ぎょ」を学び、その他「惨事ストレス対策」、「消防団活動事例」や地震観測から予知と災害軽減のための「地震災害」、災害活動の向上を目的とした図上訓練の実施方法等を紹介した「危機管理」など、様々な内容の講義があり、受講した各研修生にとりましては、非常に収穫の大きな内容でした。
さらに、視察では「東京消防庁第二消防方面本部消防救助機動部隊(通称:ハイパーレスキュー)」において、視察研修を実施し、東京消防庁でも精鋭の救助隊員から大規模災害等で使用する特殊車両や救助活動用資機材等を実物に触れながら説明を受けることができ、今後、必要となる消防団による救助活動の知見を広げることができました。
研修の最終日には、研修期間中を通して6班に分かれて活発に討議してきた課題について班ごとに発表を行い、全体で問題意識の共有を図り、その問題への対応策や各地での最新の取り組みについて意見交換を行いました。
短い期間ではありましたが、地域を越え交流が図られた非常に有意義な研修となりました。
【課題研究討議のテーマ】
- 消防団を中核とした地域防災力の充実強化の具体的方策について
- 大規模災害時における消防団本部の運営について
- 大規模災害時における現場活動の問題点と団員の安全対策について
- 消防団員の確保対策について
山下総代による「宣誓」 |
東京消防庁第二方面消防救助機動部隊の 集合写真 |
課題研究討議の様子 |
山田副総代による修了証及び記章の授与 |
第21回ヨーロッパ青少年消防オリンピックに日本代表が参加!
7月10日~15日 オーストリア・フィラッハ市で開催
7月10日~15日 オーストリア・フィラッハ市で開催
日本消防協会と日本防火・防災協会は、少年消防クラブ育成支援の一環として、今年オーストリア・フィラッハ市で開催された第21回青少年消防オリンピックに、4つの少年消防クラブを派遣しました。
この大会は、CTIF(ヨーロッパ各国を中心に組織する国際消防組織で日本も加盟)が2年に1回開催しているもので、今回は27カ国59チーム、約600人が参加しました。日本は2009年のチェコ、2015年のポーランドに続く3回目の出場です
この大会は、CTIF(ヨーロッパ各国を中心に組織する国際消防組織で日本も加盟)が2年に1回開催しているもので、今回は27カ国59チーム、約600人が参加しました。日本は2009年のチェコ、2015年のポーランドに続く3回目の出場です
〇動画フルサイズ・ナレーション入り / 約33分
〇派遣クラブ
№ | 都道府県 | 市町村 | クラブ名 | チーム名 |
1 | 宮城県 | 南三陸町 | 歌津中学校少年防災クラブ | Japan1 |
2 | 東京都 | 世田谷区 | 成城消防少年団 | |
3 | 広島県 | 府中町 | 府中町少年少女消防クラブ | Japan2 |
4 | 福岡県 | 北九州市 | くすばし少年消防クラブ |
※日本選手派遣団 各クラブ員5名、指導者1名、日本消防協会職員5名 合計29名
出発前
出発前の羽田空港にて |
現地到着後
期間中、各国の選手・関係者は専門学校を宿泊施設とし、各教室に簡易ベッドと寝袋で生活をしました。 | 教室の状況 |
開会式
開会式終了後の行進 |
競技開始前
競技は、消防の実技を取り入れた消防障害物競技と400メートル障害リレーが行われました。不慣れなヨーロッパ仕様の消防資器材を使用したこともあり、総合結果はJapan1が51位、Japan2が58位でしたが、選手たちの一生懸命取り組む姿勢に、会場の多くの観客から温かい拍手とエールが送られました。 | 小林視察応援団長からの激励 |
応援の様子
日本チーム応援団 |
競技終了後
競技終了後、視察応援団の方々と一緒に |
国別展示
また、大会期間中には、様々な国際交流イベントも開催されました。国別展示の日本ブースでは、『折り紙』の実演や『うちわ』の配布が行われ好評でした。 | 折り紙実演の様子 |
お国自慢大会
25カ国が参加したお国自慢大会では、全員の心を一つに、力強いかけ声と動きで『よさこいソーラン』を披露し、観衆の心を魅了しました。その結果、3位入賞を果たしました。 | よさこいソーランの練習 |
よさこいソーラン最後の決めポーズ |
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力強いかけ声と動きで3位入賞を果たしました。 |
キャンプオリンピック
キャンプオリンピックでは、消防に関係した50種類以上のレクリエーションゲームの中から順番に各チームで参加していくもので、選手たちは他国チームの様子を参考に水や泥にまみれ、楽しみながら取組みました。 | いろいろな種類のゲームを楽しみました |
水をこぼさず後ろの人へ回せるかな? |
閉会式
毎日の生活、競技やイベントを通じて、日本代表の選手たちはヨーロッパ各国の青少年と競い合い、交流を深めることができました。またオリンピックを支えるスタッフやフィラッハ市民の温かさにも触れることができました。 | 閉会式での整列 |
最後に
今回のオリンピックで、選手たちをはじめ参加したすべての者が大変貴重な経験をさせていただきました。特に選手たちには、この経験を今後の人生に活かし、消防・防災の担い手としても活躍してくれることを期待します。 | |
1週間お世話になった宿舎管理の方たちと |
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競技の模様
●消防障害物競技
障害物競技スタート!
手押しポンプで的を正確にねらい放水
迅速かつ正確にロープ結索
〇400m障害リレー
のぼり壁(2m)越え
筒先がバトン
筒先を地面に置いてゴール!
お問合せ先 日本消防協会 国際部
電話 03-3503-3053・56
FAX 03-3503-1480
電話 03-3503-3053・56
FAX 03-3503-1480
平成29年7月1日・2日放送
島根県 大田市消防団 団長
中田 正敏さん
この度は、出演させて頂きありがとうございました。とても貴重な経験ができ、有意義な時間を過ごすことができました。今後も、「自らの地域は自らで守る」という強い郷土愛護の精神に基づき、地域防災の中核として、安全・安心な暮らしの確保に取り組んでまいります。
平成29年7月15日・16日放送
奈良県 奈良市消防団 班長
石田 裕子さん
奈良市の防災力が高まるように、そして地域の安全安心のため、奈良市消防団一丸となって取り組んで参ります。貴重なお時間を頂きありがとうございました。
平成29年度防火ポスター・防火防災作文コンクール表彰式
生活協同組合全日本消防人共済会では、平成29年12月26日(火)に日本消防会館において、平成29年度の防火ポスターと「防火防災に関する」作文コンクールの表彰式を行いました。秋本会長から両コンクールの最優秀賞受賞者に賞状と記念品を最優秀賞受賞者の在籍学校に記念品を贈呈しました。受賞された皆様、おめでとうございます。 | |
平成29年度の防火ポスターと「防火防災に関する」作文コンクールの最優秀賞受賞者、 学校関係者、受賞者のご家族と表彰式列席者 |
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【ポスターの部 最優秀賞】 福岡県久留米市立長門石小学校4年 山下 璃夏さん |
【作文の部 最優秀賞】 青森県新郷村立野沢中学校3年 鹿島 愛莉さん |