埼玉県・吉川市消防団
令和3年4月1日 現在
都道府県名
埼玉県
所在地
〒342-0016
消防団名
吉川市消防団
埼玉県吉川市大字会野谷481
消防団
事務所名
吉川松伏消防組合
消防本部
電話番号
048-982-3968
分団数
13分団
FAX番号
048-981-7150
定員
320人
メールアドレス
syouboudan@yoshimatsu-119.jp
実員
286人
ホームページ
吉川市消防団HP
うち女性
団員数
12人
◆現在の活動状況(平常時・災害時及びその他への取り組み)
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吉川市の概要
吉川市は、都心から20から30kmの埼玉県南東部に位置しており、東は江戸川を挟んで千葉県野田市・流山市、西は中川を挟んで越谷市・草加市、南は三郷市、そして北は松伏町と、それぞれ境を接しています。
市域は、東西4.2km、南北8.0kmと南北に長い形をなしていて、面積は、31.66平方kmです。 昭和30年に旧吉川町・旭村・三輪野江村が合併して新吉川町となり、その後、昭和48年の国鉄(現JR)武蔵野線の開通と吉川団地の建設を経て平成3年には人口5万人を超えました。そして平成8年4月に市制を施行し、「吉川市」が新たにスタートしました。
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なまずの里吉川市
中川、江戸川という2つの川に挟まれた地形をいかした文化が育まれ、川魚料理という食文化が根付きました。
江戸時代初期には、河岸付近に川魚料理を売り物にした料亭が軒を連ね、物産とともに集まった人々の舌を楽しませ、特に川魚料理は「吉川に来て、なまず、うなぎ食わずなかれ」といわれるほどの名声があり、歴史上の著名人なども食していると言われています。
また、川は人々にとって食材の宝庫、憩いの場として身近な存在でした。川魚漁や川で遊ぶ子どもたちの姿が日常的に見られ、家庭では、なまずの身を包丁でたたき、みそなどを練り込み、丸めて揚げた「なまずのたたき」などが郷土料理として親しまれてきました。この川に親しんできた歴史・文化が、吉川が「なまずの里」といわれるゆえんとなっています。
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消防団の活動
消防団は近年、通常の火災出動に加え、地震や風水害等の大規模災害が発生した際には、災害防御活動や住民の避難支援、被災者の救出・救助など、幅広い活動が期待されていることから、吉川市消防団では、平成27年度から順次、多機能型車両を導入し、簡易救助器具及び安全保護具を配備し、大地震発生時にこれらの資機材を有効活用し救助活動を実施するため、定期的に訓練を実施しています。
また、大地震発生時には消火栓の使用ができなくなることが予想される為、河川及び用水路からの遠距離中継放水訓練を実施し、地震による火災対応にも備えています。 女性消防団員の活動として、未就学児童を対象に、火遊びの危険性や火事の恐ろしさを知ってもらう、火災予防啓発紙芝居を活用した寸劇を実施し、火遊びが原因による火災を無くすことを目標に啓発活動に努めています。
全国的に消防団員数は減少傾向にあることから、消防組合では、消防団員を確保、増員するため、市民まつりを始め、各種行事等で消防団員の入団促進に努めています。 消防団協力事業所には現在5ヶ所の事業所が登録されているほか、大規模災害発生時に消防活動を支援するため消防活動支援員として、消防団員OBが17名登録されています。
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消防団技術競技会
吉川市消防団では、消防活動の性質を考慮し、迅速かつ的確に放水及び資器材の取り扱いを実施することを主眼とし、実災害で必要な技術、知識を培うとともに、消防団員の士気高揚と結束力を養うことを目的に、平成28年度から消防団技術競技会を開催しています。
これは、管内の吉川市消防団・松伏町消防団合同で行っているもので、消防団の技術の祭典として消防団員の家族、地域住民も楽しめる内容となっています。 消防団技術競技会の競技種目は4種目。①ロープ結索、②応急手当、③応急担架、④ホース延長及び放水で行われます。 特徴は通常行われるポンプ操法に加え、大規模災害時などを想定した、ロープ結索や応急手当等を併せ、Aコース・Bコースの2つのコースで同時に競技する運動会形式にしたところです。
◆消防団への入団促進PR
▽埼玉県・吉川市消防団への入団方法
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吉川市に居住、又は通勤している方
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年齢18歳以上の方
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志操堅固でかつ身体強健な方
▽埼玉県・吉川市消防団における入団の促進
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イベント、地元の消防訓練時に募集
▽年間行事等
5月 消防団基礎教育訓練
6月 消防団員講習会
7月 消防団技術競技会
9月 救急キャンペーン
10月 特別点検
11月 救助資機材取扱訓練
秋の火災予防運動広報
12月 吉川市減災プロジェクト
歳末特別警戒
1月 出初式
3月 春の火災予防運動広報
通年 各種消防訓練・普通救命講習会・防災啓発活動 等
◆◆機関誌「日本消防」への掲載状況(過去5年以内に掲載されたもの)
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地域防災力の充実強化と消防団2017~新時代に対応した消防団運営~
第Ⅲ章 消防団活動事例<消防団員に対する教育訓練>に掲載
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令和元年10月号「シンフォニー」に掲載
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