●藤岡市の紹介
藤岡市は群馬県の南西部に位置し、埼玉県秩父市・高崎市などと隣接しており、総面積は180.29㎢です。周囲には鮎川・鏑川・烏川・神流川が流れ、最南部には下久保ダムがあり、自然に恵まれた土地です。
また、豊かな自然だけではなく、七輿山古墳・白石稲荷山古墳をはじめとする白石古墳群や貴重な古墳が数多くあり、古代より栄えていたことが感じられます。一方近代で江戸時代に絹市が頻繁に開催され大変賑わい、生絹の集散地として栄えました。また、明治には「養蚕改良高山社」により近代養蚕法「清温育」が全国に広められました。高山社発祥の地は「高山社跡」と呼ばれ世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成遺産のひとつとして広く知られています。
●藤岡市消防団の紹介
藤岡市消防団は本団と14の分団から構成されており、合計214名の団員がおります。
消防団では春と秋、年末を中心とした警戒広報による防火活動に加え、梅雨前には水防工法訓練の一環として土のうを作り防災活動を行っています。そのうち、秋季消防点検・フェスティバルは一番大きなイベントであり、車両・服装点検と各種防災体験の二部構成となっています。各種防災体験は、ちびっこ消防車やはしご車の展示をはじめとし、様々な催し物があります。毎年ご好評をいただいており、市民の方々に藤岡市消防団を知っていただく貴重な機会となっています。
●第10分団「フレイムス」の紹介
14ある分団のうち、第10分団フレイムスは女性のみで構成されている分団であり、平成6年度に発足しました。当時、女性消防団員を多数採用したのは全国的には2番目であり、県内では初めての試みでした。火災の現場に出動することはありませんが、普段から独居老人宅への訪問や店頭での火災警報器の設置推進運動などの防火活動に努めています。
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