日本の消防は、江戸時代の町火消などの歴史を経て明治時代から本格的に体制が整えられ、現在では、消防団と常備消防の両立という充実した体制になっています。
 しかし、当初は一部に常備消防はあっても、全国的にみれば多くの地域が消防団だけであり、消防団は日本の消防の主役でした。今の消防団である消防組が全国統一的に制度化されたのは明治27年の消防組規則からです。
 自治体消防制度65周年にもあたる平成25年はそれから満119年なのですが、前後の年にも記念事業を展開することを想定して、日本消防協会では、平成25年を中心に、この自治体消防制度65周年と併せて消防団120年記念事業を実施することとし、記念イベントの開催や映像記録の作成を検討しております。その際、消防団が歩んできた歴史の変遷などを素材として参考にしたいと考えています。関連する情報がありましたら、下記により担当までご連絡くださるようお願いします。


1 内容

  (1) 装備・服飾
 

現在も稼働させることができる消防ポンプ等歴史的装備で、明治、大正、昭和初期頃までに製造又は使用していたもの。
(腕用ポンプ、蒸気ポンプ、ガソリンポンプ、ポンプ車、刺子半纏、半纏など)

 
  (2) 写真・映像
   

当時の消防団の服装、装備、活動状況等を示す映像もしくは写真で、明治、大正、昭和初期頃までに撮影され、撮影時期が明確なもの。
(PDF等の電子データに変換したものを含みます。)

 
  (3) 上記のほか参考になる事項
 

2 期間

  平成23年12月31日(土)までを予定しています。
 

(問い合わせ先)
 財団法人日本消防協会 消防団120年記念事業準備室  磯部、坂本
電話03-3503-1531  FAX03-3503-1480
E-МAIL:k-sakamoto@nissho.or.jp

 



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