「少年消防クラブの活動」
城山中学校少年消防クラブでは、2年生3名が『社会に学ぶ「14歳の挑戦」』事業の一環として、婦中消防署で5日間職場体験活動をしてきました。職場体験活動では、体力養成に始まり、小型動力ポンプを使った揚水作業体験、ホース延長訓練、放水訓練、心肺蘇生法等を教えてもらいました。生徒の感想の中に「ホース延長訓練が心に残りました。始めはホースがカーブしていって、うまくできなかったけれど、何回か繰り返すうちに、だんだんまっすぐいくようになりました。」「毎日やった体力養成はとても辛かったけれど、体を鍛えないと消防署の人はいざというときに力が発揮できないと思うので、大切だと改めて感じました。」などがありました。
職場体験活動が終わり、2週間後の避難訓練で、全校生徒の前で3名がホース延長訓練と放水訓練を行いました。消防署の方に教えていただいた通り、きびきびと行動し、大きな声で訓練を行うことができました。また、男女20名でバケツリレーをしながら消火訓練を行いました。最初はなかなか上手にバケツリレーをすることができませんでしたが、隣の人との距離を考えたり、向きを交互に変えたりすることで、最後はスムーズにバケツリレーをすることができました。
火災の避難訓練では毎年、他にも煙中体験や、消火器を使って初期消火体験を実施しています。全校生徒353名が全員で活動することは難しいですが、様々な体験活動を行ったり、見たりすることで、防災意識が高まることを実感しました。 |