「地域防災と消防団」国際シンポジウム

　日本消防協会では、総務省消防庁などのご協力のもと、去る１０月２０日世界１１か国の参加による「地域防災と消防団」国際シンポジウムを開催しました。
　これは、平成２５年成立の「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」の趣旨実現をめざす一連の事業のひとつとして開催したものですが、それぞれの国の災害発生状況や消防団の活動状況等についての発表が行われ、その後パネリストによる意見交換や会場の方々との議論が活発に行われました。このようなシンポジウムは世界で初めてのもので、各国それぞれの事情の相違はありますが、それぞれ努力しておられる様子がよくわかりました。
　シンポジウムの締めくくりに、各参加者により今後の方向として「消防団を中核とする地域防災力充実強化宣言」が決定されました。