奈良県奈良市で健康セミナーを開催
台風22号の影響もあってあいにくの雨降りとなりましたが、奈良市新大宮のホテルには大勢の奈良市消防団南部方面隊の幹部の皆さんがお集まりいただき、キッコーマン副院長の田中様より「メタボと一緒にロコモ体操」と題して講演をしていただきました。ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略で、筋肉、骨、関節、軟骨等の運動器に障害のことで、これらに障害が起きると「立ったり」「歩いたり」といったことが難しくなって、介護のリスクが高くなることを言います。健康寿命を延ばして行くためには、運動を続け、これらの運動器の衰えを防止することが大切とのお話でした。現場で消火活動などのハードな活動を行う消防団員は、足腰が丈夫であることは不可欠で、出席した皆さんは分かりやすい話に熱心に耳を傾けていました。
講演の中では、開眼片足立ちとスクワットの体操があり、開眼とはいえ、1分間の片足立ちを両足行ったあと、体を前に倒さない姿勢でのスクワットを数回行い、少しきつさを覚えました。また、健康のために、できるだけエスカレータを使わずに階段を使いましょうと言ったことや、男性は仕事がなくなると生きがいがなくなり、精神的に弱くなることから、生きがいを持って明るく生きていくことが、健康寿命を延ばすことに繋がりますと言ったお話が印象に残りました。これからの消防団員の皆さんの運動の継続を期待いたします。
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